農業の勉強をしよう① ㎡じゃだめ? 【農業高校・農業大学・農学部新入生必見!】

人に広さを説明する時、どう説明するだろうか。

 

㎡?坪?東京ドーム○個分?

 

などなどが一般的だと思う。

そもそも東京ドームで広さをそこまでイメージしやすいものではないが、

東京ドーム何個分っていわれるとなんとなく「すごい」となってしまうのはなぜだろう

 

さて今回からシリーズで初めていく農業の勉強をしようのシリーズ。農業初心者というのもおこがましいレベルの筆者と一緒に農業を勉強していく。

第一弾は広さの単位。

農業の勉強を始めると、最初に読み方はわからないがなんとなく意味のわかる単語。

そして日常生活であまり使うことのない単位がでてくる。

 

最初に覚えるべきものをあげると、

尺貫法の「畝(せ)」「反(たん)」「町(ちょう)」

メートル法の「a(アール)」「ha(ヘクタール)」

 

細かい事情を省けば....

 

    

    10a   = 1反

 100a =10反 = 1ha = 1町

 

これをまず覚えよう。これでほぼ終わり

たぶんこれだけでは、農業高校や農業大学の小テストでは合格はもらえないが

これでほぼ完成。

では残りをみていこう。

 

Ⅰ 100㎡の土地(10m×10mの土地)

    

    1a = 1畝

 

Ⅱ 1000㎡の土地 (Ⅰの10m×10mの土地が10個分)

 

    10a=10畝=1反

 

Ⅲ 10000㎡の土地 (100m×100mの土地)

 

    100a=100畝=10反=1ha1町

 

これ以上覚えても正直実用はほぼないだろうが、小テスト対策のために変換を書いておく。この変換という作業は数学嫌いにはこのうえなく苦痛。私も数学アレルギーを長年患っている。

 

○㎡ ÷ 100 = △a  △畝

     ÷ 1000  = △反 

     ÷   10000 =△町 △ha

 

○ha   ×10     = △反

○ha   ×100   =   △a △畝  

 

これが書かれたサイトはたくさんあるが、何かのテストに役に立ったり、栽培教本を読み進める上で役に立ってくれたらうれしいしコメントをもらえたらなおうれしい。

私もこの単位を扱うのはひさしぶり間違っていたらこちらもコメントでこっそり教えてほしい

 

次回予告

 

農業の勉強をしよう② 1haって、一反って?実際どのくらい?

農業の勉強をしよう③ 基本の基本 農業用語解説

自然を相手にすること

 

「就農」と言葉で聞いて一回で意味が通じる人は、農業従事者か大学で農業を学んだ人くらいだろう。多くの人は収納を思い浮かべるか、聞き返すだろう。

 

近年早期リタイアでFIREなんて言葉をよく見かけるが、一昔前は早期リタイアして晴耕雨読の生活に憧れるひとが少なくなかった。

 

 ここに来られる方は、私と同じく就農をしたい方なのか、はたまた現実は甘くないよと忠告してくださる方なのかわからないが、少し植物の話でもすることとする。

 

 健康志向の強い方はPFCバランスを気にされてるかもしれないが、植物にも3大栄養素がある。

まず人間の場合だが

 

P タンパク質

F脂質

C炭水化物

 

といずれも有機物だ。

 

植物は

 

N 窒素     主に 茎や葉の成長

P リン     主に 実に関係

K カリウム   主に 根に関係

 

といずれも無機物が三大栄養素と言われてる。

 

動物はその生命が絶えた時、微生物によって無機物にまで分解される。

その無機物を利用する植物が太陽エネルギーの力を借りて、二酸化炭素から有機物を合成し酸素を捨てる。

その有機物と酸素を動物がありがたく頂く。そして二酸化炭素を排出する。

 

このシステムの素晴らしさをかつて塾講師をしてた際、熱弁したがきっと彼らには伝わっていなかっただろう。その仕事から離れて久しいが、彼らが自分の置かれてる自然界のシステムにいつか気づける人に成長してくれてることを願うばかりだ。

 

 私自身はこのシステムの一部であることを強く感じれる農業に就きたいと今思っている。

 

このブログは随筆的な内容の記事と実用的な就農や栽培に関わる記事で構成されると思う。

多分後者はもっとフランクな文書で書かれると思うので判別は容易だろう。

 

令和4529