タネから育てるアスパラ ①芽出し

はじめに

 アスパラといえば、ベーコンやら豚バラ肉が巻かれてお弁当で重宝される野菜のイメージが強い。このブログに書くということは、アスパラも当然好きな野菜ではない。

 ただ嫌いな野菜の悪口を書くブログではないのでこれ以上はそのことに触れないようにする。

 

 アスパラはタネから育てると収穫まで約3年、市販の苗でも1年以上かかるものもある。さらに一度収穫し始めると、数年〜約10年ぐらい収穫し続けることも可能。まるで果樹を育てるようなものだ。

 

 収穫まで3年かかるならタネから育てるのは効率が悪いのでは?ホームセンターで翌春から収穫できる大苗を購入すればいいじゃない。と思われるかもしれないが、コストが悩ましい。もっともアスパラを経営の中心にするのであれば、それも手かもしれない。

 しかし私どもは、あくまでも日当たりのあまり良くない圃場対策であるが故そこまでの投資はしたくないことから、タネから栽培することにした。

 ただ三年間指を咥えて待てるほど、良い性格はしていないので、一部大苗を導入し栽培技術の蓄積を行うことにした。

 

芽出し

 好物の人にはたまらないアスパラ、栽培するには少しクセがあるのは前述の通りだが、タネから栽培するにはもう一つクセがある。それはタネが硬いこと。

 別に食べるわけじゃないんだから良いじゃないかと思うが、やはり硬い種子は発芽しにくい。それでも水管理に気をつけて待っていれば発芽はする。それでも気の短い私は芽出しをしてみることにした。

 

とりあえず3日間水に完全につけた。家にあるココット皿を失敬した。

ココット皿をこっそり返却後、今度はタッパーを失敬し濡らしたキッチンペーパーをひいて重ならないように並べる。

 白い根が伸びてきたので、そろそろセルトレーにまいてげよう。

 

 

終わりに

 タネからアスパラを育てればかなり長いお付き合いになるだろう。それならばと思いブログに書いてみた。サボり症の私だが、なんとかシリーズ化してみよう。